飛び回っている景色

散布機

繁殖行動なのです

4月から11月までの雨が降った翌日が晴れていると、突然羽アリが大量発生して飛び回っているのを見ることがあります。羽があるということで、シロアリなのではないかとパニックに陥る人もいらっしゃいますが、必ずしもそうとは限らないのです。まずは胴体にくびれがあるかどうか、全体にずんどうな形状であるかといった観察が重要になります。アリの種類は非常に多く存在していますが、羽アリという種類は存在しておらずある時期にだけアリにも羽が必要になるというだけです。例え羽があっても、アリ本来の形状は変わっておらず胴体にくびれがあればそれはクロアリであります。逆に胴体にくびれがなく全体にずんぐりとしていれば、シロアリであることは確かです。どちらの羽アリにしても、アリに羽があるのは雌雄がペアを探すためで、以降は必要なくなった羽を落とし地中にひそんで巣を作ります。たいての場合人は、見慣れない出来事に敏感に反応するので、羽アリが飛び回る景色に対処できずにパニックを起こすのは無理もありません。しかし羽アリが普通のクロアリであれば、不快ではあっても被害はさほどではないですが、シロアリであれが事は重大です。シロアリが羽アリとなって地中を出てくるということは、それまでの巣では対応できないくらい繁殖していることになります。ということは羽アリが飛び回っている近くには、すでに繁殖している巣があることになるからです。すぐに住宅の基礎部分を確認し蟻道ができていないか、敷地内に枯れた樹木がないかといった確認をしましょう。確認がとれれば駆除業者に依頼しやすいですが、確認が取れなくても相談してください。